『ふしぎの国（くに）のアリス』（1951）に登場（とうじょう）する、イギリスに住（す）む好奇心（こうきしん）いっぱいで元気（げんき）な女（おんな）の子（こ）。ある日（ひ）、服（ふく）を着（き）た白（しろ）うさぎに興味（きょうみ）を持（も）って追（お）いかけます。穴（あな）に落（お）ちたアリスは奇妙（きみょう）な世界（せかい）に迷（まよ）い込（こ）み、なんともふしぎな体験（たいけん）をするのです。

『ふしぎの国（くに）のアリス』（1951）に登場（とうじょう）する白（しろ）うさぎ。服（ふく）を着（き）て鼻（はな）めがねをかけ、雨（あめ）の日（ひ）でもないのに傘（かさ）を持（も）って、いつも時計（とけい）を見（み）ながら急（いそ）いでいる姿（すがた）が目（め）を引（ひ）きます。どこからともなく現（あらわ）れてアリスをふしぎの国（くに）に導（みちび）く重要（じゅうよう）な役割（やくわり）をはたしていますが、急（いそ）いでばかりいてアリスとの会話（かいわ）はほとんどありません。

『ふしぎの国（くに）のアリス』（1951）に登場（とうじょう）する、いたずら好（ず）きのふしぎなネコ。原作者（げんさくしゃ）のルイス・キャロルが創（つく）り出（だ）した、ちゃめっ気（け）のあるキャラクターです。体（からだ）はピンクとすみれ色（いろ）のしま模様（もよう）で、いつもニヤニヤ笑（わら）いを浮（う）かべています。顔（かお）の部分（ぶぶん）を分解（ぶんかい）させたり、しま模様（もよう）を動（うご）かしたりできます。ふいに現（あらわ）れたり、消（き）えたりを繰（く）り返（かえ）し、アリスを混乱（こんらん）させます。

『ふしぎの国（くに）のアリス』（1951）に登場（とうじょう）する、トランプのハートの女王（じょおう）。いじわるな性格（せいかく）で怒（おこ）りっぽく、いつもいばっていて、すぐに「首（くび）をはねろ！」と叫（さけ）びます。クロケーの試合（しあい）にアリスを誘（さそ）い、ずるばかりします。

『ふしぎの国（くに）のアリス』（1951）に登場（とうじょう）する、風（ふう）変（がわ）りなお茶会（ちゃかい）(マッド・ティーパーティー)を開（ひら）いている帽子屋（ぼうしや）。かぶっている帽子（ぼうし）には、なぜか値札（ねふだ）がついています。３月（さんがつ）うさぎとはお茶会（ちゃかい）仲間（なかま）。白（しろ）うさぎを追（お）いかけている途中（とちゅう）のアリスを、お茶会（ちゃかい）に誘（さそ）います。

『ふしぎの国（くに）のアリス』（1951）に登場（とうじょう）するうさぎ。ぼさぼさ髪（がみ）、ぎょろぎょろ目玉（めだま）に出（で）っ歯（ぱ）という特徴的（とくちょうてき）な姿（すがた）をしています。マッドハッター（いかれ帽子屋[ぼうしや]）と仲（なか）よしで、息（いき）の合（あ）ったコンビを組（く）んでいます。

『ふしぎの国（くに）のアリス』（1951）に登場（とうじょう）する、アリスのじゃまをするおかしな双子（ふたご）。ふしぎの国（くに）に迷（まよ）いこんで、びっくりしているアリスのまわりを飛（と）びはね、おかまいなしに歌（うた）を歌（うた）ったり、話（はな）しかけたりする自己中心的（じこちゅうしんてき）なキャラクター。見（み）かけはそっくりですが、服（ふく）のえりに名前（なまえ）が入（はい）っているようです。

『ふしぎの国（くに）のアリス』（1951）に登場（とうじょう）する、お説教（せっきょう）をするイモムシ。たくさんある手足（てあし）を自由（じゆう）にあやつり、キノコの上（うえ）でいろいろな形（かたち）の煙（けむり）をはきながら、しゃべったり、歌（うた）ったりしています。