『美女（びじょ）と野獣（やじゅう）』（1991）に登場（とうじょう）する、フランスの小（ちい）さな町（まち）に住（す）む美（うつく）しい娘（むすめ）。読書（どくしょ）と空想（くうそう）が大好（だいす）きという、ちょっと変（か）わったところがあり、本（ほん）の中（なか）でおこるロマンスや冒険（ぼうけん）をいつも夢見（ゆめみ）ています。おそろしい姿（すがた）をした野獣（やじゅう）にひるむことなく行動（こうどう）し、やさしく接（せっ）することで野獣（やじゅう）の心（こころ）にも“やさしさ”を芽生（めば）えさせます。

『美女（びじょ）と野獣（やじゅう）』（1991）に登場（とうじょう）する野獣（やじゅう）の姿（すがた）をした王子（おうじ）。わがままに育（そだ）てられた王子（おうじ）はある日（ひ）、醜（みにく）い老婆（ろうば）に変身（へんしん）した魔女（まじょ）を見（み）かけで判断（はんだん）し、助（たす）けなかったことで、魔女（まじょ）により野獣（やじゅう）の姿（すがた）にされてしまいます。元（もと）の姿（すがた）に戻（もど）る方法（ほうほう）は、魔法（まほう）のバラの花（はな）びらが散（ち）る前（まえ）に、人（ひと）を愛（あい）し、人（ひと）に愛（あい）されるというものでした。

『美女（びじょ）と野獣（やじゅう）』（1991）に登場（とうじょう）するティーポットとカップの親子（おやこ）。お母（かあ）さんのポット夫人（ふじん）はもともとお城（しろ）の料理番（りょうりばん）でしたが、魔女（まじょ）に魔法（まほう）をかけられティーポットの姿（すがた）に。息子（むすこ）のチップはティーカップの姿（すがた）にされてしまいました。明（あか）るく親切（しんせつ）なポット夫人（ふじん）と、いつも元気（げんき）なチップは、ベルと野獣（やじゅう）の愛（あい）が実（みの）るように見守（みまも）っています。

『美女（びじょ）と野獣（やじゅう）』（1991）に登場（とうじょう）する、野獣（やじゅう）にされた王子（おうじ）の元（もと）執事（しつじ）。魔女（まじょ）に魔法（まほう）をかけられ、置（お）き時計（どけい）にされてしまいました。顔（かお）の表情（ひょうじょう）がゆたかで、ユーモアたっぷり、きちんとしていないと気（き）のすまない性格（せいかく）です。ろうそくの燭台（しょくだい）にされてしまったルミエールとのやりとりは笑（わら）いをさそいます。

『美女（びじょ）と野獣（やじゅう）』（1991）に登場（とうじょう）する、野獣（やじゅう）の従者（じゅうしゃ）で、元（もと）給仕頭（きゅうじがしら）。魔女（まじょ）に魔法（まほう）をかけられ、ろうそくの燭台（しょくだい）にされてしまいました。いかにもフランスの男性（だんせい）らしくサービス精神（せいしん）たっぷりで、女性（じょせい）にやさしくてひょうきんなプレーボーイ。歌（うた）と踊（おど）りでベルを楽（たの）しませてくれます。